こんにちは(bonjour!)の爽やかな響き

現代日本の有様に対して「一言」申したいことが内面に山積している人は、私に限らず大勢おられるだろうと思いますが、特に私の世代の代表として?一つ言いたいことに、色んなショップに入った時の挨拶の話があります。
 数十年前?少なくとも私が小学生だった頃は、一般に、近所の店に入る時は「こんちは」など何らかの挨拶をして入り、無言で入ったのでは「ん?こやつ不審な」と店の人にも思われるような雰囲気があったように記憶しています。生まれた時から既に周囲の大半のお店がコンビニやスーパーマーケットであった若い世代には想像できないでしょうが。
 時々、以前のどこか暖かい、お店の人の応対振りを思い出すと、今の現実に疑問を感じる次第です。

 ところで、オーマイニュースというニュースサイトにある斉藤珠里さんのコラム「マダムJulieのパリ通信」に「ボンジュールが関係構築のカギ」と題して関連のある話題が書かれています。

 フランスではスーパーのレジの店員さんにだって、先ずは「ボンジュール」を投げ掛けてから、レジ打ちをお願いしなければ、レジを出てから「何と無作法なやつ」と軽蔑の視線を投げ掛けられる、或いは、次のお客に耳打ちで「あの客ったら」と噂されること間違いなし、とのこと。

 学びたいですね、むしろそういう(フランス人であれば一般に見られる)相互関係を大事にする意識。

 早速、昔懐かし習慣取り戻しトライアルとして、今日お昼にビルの地下にあるスーパーで日課(日果?)のバナナ1本を購入する際レジのおじさんに「こんにちは」と声を掛けて見ましたが応答は「いらっしゃい」でした。明日も挑戦してみようと思いますが...。