ロ短調ミサ曲

主人公がバッハのロ短調ミサ曲に熱中する小説を以前に読んだ記憶があるのだが、誰が書いた何という小説なのか、なかなか分らない。
最初、立原正秋の「冬の旅」に違いないという確信があったのに、調べるとバッハのバの字も登場しないようだ。
もしかしたら、「冬の旅」を読んでいる間、ずっとロ短調ミサ曲を掛けていた、ということなのかも知れない。もう10年以上は前のことだ。