あんパンの包装(続々)

考えてみれば、パンの包装を空気でパンパンに膨らませてシールするのは以外にレベルの高い技術が必要かも知れない。故意に低温でシールして常温に戻すなんていう方法も用いるのかも。
少なくとも、樹脂の袋の端っこにシール用の高温アイロンを当てる、などという素人的発想の装置では幾らアイロンの温度管理を正確にやっても、完全にシール出来てない箇所があって、空気漏れが発生するに違いない。多分100個に1個でも空気漏れが発生しては困るだろう。
関連する発明の特許出願を探そうと、特許庁電子図書館で(包装*密*充填)*(気体+ガス)というキーワードを入れたら、500件弱ヒットした。そのうち新しいものから20件ほどしか内容を見ていないが、岡山の小野食品興業が出願人になっている特開2006-240644「包装食品の含気シール装置」というのは筆者のあんパンと関連が深いかも知れない。
発明の課題として「コンパクトで効率よく高度のガス置換を可能としつつ、包装物としてのスペース効率を低下することのない袋口のトップ部分でシールを可能とする包装食品の含気シール装置を提供する」と記されている。
明日にでも内容を見てみようと思う。