ナンバ歩き続行

少なくとも食後の歩行(兼、一部ジョギング)には「ナンバ歩き(難場歩き、なんば歩き)」を取り入れている。
ナンバ歩きは昔の日本人の歩き方と云われ、日本古武術の歩行法とも称されている。明治維新における西洋文化の受入れと共に廃れたと。
最初に試みたのは2006年6月だったので、半年経過し、次第に身に付いてきた感がある。
ナンバ歩きが通常の歩き方より疲れ難いかどうか未だ実感として分からないが、リズムを伴った小気味良い歩きになるように思う。傍からどう見えるか知らないが。
運動不足の生活形態で弱り易い大腿筋を鍛える歩き方としても使える。
ナンバ歩きは、手と足が一緒に出る奇異な歩き方としている記事もネット上などで見受ける。
しかし、筆者が実地に検討した結果では「手と足が一緒に出る」とは少し違うのではないかと思っている。すなわち、現代人の一般的な歩き方が「右足を地に付ける瞬間に右腕が後方死点に達する」とすれば、筆者流なんば歩きは「右足を地に付ける瞬間に、右腕が前方死点にほぼ達そうとする」という定義になる。これは一旦身に付くと極めて自然で理にかなった方法である。
ナンバ歩きの一つの醍醐味は向こうから来る人がこっちを避けてくれる点にある*1・・・筈なのだが、未だそういう目に合ったことがない。歩き方間違っているのかな?
ダイエー和田毅投手、陸上の末續慎吾選手がなんば歩きの考え方を投法や走法に採用しているらしい。
なんば歩きに関する書籍の例:
「ナンバ歩き」で驚異のカラダ革命―古武術の動きが、頭とカラダを劇的に進化させる!

*1:或るサイトに記してあったの今は失念