自動車の燃費

moonsail2007-01-09

最近の車*1は、下り坂を降りる際、エンジンブレーキを掛けながら降りる方が、ニュートラルにしてフットブレーキ*2を掛けながら降りるよりも燃料の消費が少なくて済むとのこと。
これは、エンジンブレーキが掛かった状態でアクセルペダルが操作されていないと、燃料の供給をカットするフュエルカット機構が設けられているため。燃費向上と排出ガス低減がその目的。
他方、ギヤをニュートラルにした状態では、コンピュータがアイドリング状態と判断して、僅かながらエンジンに燃料を供給する。
昨夕ラジオで聴くまで知らなかった。プロのトラック運転手でも知らない人がいるのです、と説明しておったが。
後に、インターネットでさらに調べると、エンジンブレーキによって減速が進み、エンジン回転数が所定値まで落ちると、コンピュータはここでアイドリング状態と判断して、僅かながらエンジンに燃料を供給するので、そうなる手前でシフトダウンしてエンジン回転数を一定レベル以上に保つのが更に燃費向上させるコツらしい。
インターネットで探した中では財団法人省エネルギーセンターの解説が最も詳細かつ分かり易かったかな。

*1:一般に約20年前に製造された車が当てはまるとのこと

*2:継続的なブレーキングは怖いベーパーロックを起こす場合もありますね